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『capó capó』原稿あれこれ。

 先日参加させて頂いた世界樹の迷宮4ソードマン♀2アンソロジー『capó capó』ですが、このたび自家通販が開始されたようなので、「欲しかったけどイベントに行けなかった!」という方は利用してみては如何でしょうか。


http://sg0826.web.fc2.com/sdzkn/

 いきなり宣伝から入りました、コン(Qon)です。
 いや、頭巾ちゃんアンソロ自分も読ませて頂きましたが、「世界樹の迷宮」シリーズのアンソロジーらしく執筆者の方それぞれの世界観が強く感じられ(これは個人的に世界樹同人のとても好きな点です)、また当然ながら皆様の頭巾ちゃん愛が溢れる代物となっておりますので、とってもオススメです。お財布に余裕があれば是非(迫真。)

 さて、宣伝だけで終わるのもなんなので、今回は頭巾ちゃんアンソロの自分の原稿の小ネタ的なことにネタバレになりすぎない程度に触れようと思います。

 以下追記にて。
 未読の場合はネタバレや、既読でもややイメージを壊す事柄が含まれる可能性がありますので、その点留意して頂けると幸いです。

 
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■物語とキャラクターの話
 さて、まずは自分が以前描いた世界樹4関連の作品に触れて頂いた方はお気づきだと思いますが、今回のお話は自分のギルドをモデルに二軍の面々をクローズアップしたものです(一軍のあの人とあの人もほんのちょこーっと登場)。
 まずは話の軸になるメインの二人を立てることありきで、次に「ゲームでは当然5人ずつしか動かせないけど、実際は一軍が探索してる間も残りの面々は動いてるんだろうな」という着想から話を組み立てました。
 金姫アンソロもそうでしたがキャラの名前を出さないのは、寄稿という形ですと先入観なく読んで欲しいのであくまで「モデル」程度に留めたい、短いページ数で読みやすく伝える為に極力情報を減らしたい(ハードルは低い方が良い)、あたりが主な理由となっています。一言で言えば自分ルールですね。

 …が、それはそれとして、当然ながら彼らにも全員名前がありまして。個人の作品としてならガンガン設定出していきたい派ですので、この場で公開してみようかなと。
 もちろん「自分の中ではこいつらのつもりで描いた」というだけの話ですので、読み手の方はこれにとらわれず自由に受け取って頂ければと思います。

・ロゼ(頭巾ちゃん・ソードマン/モノノフ・跳ねっかえりの強気ちゃん、アルペジオと幼馴染、物理特化)
・アルペジオ(地味ソド男・ソードマン/ルンマス・堅実、二軍のリーダー的位置、ロゼと幼馴染、リンク特化、「〜ない」が口癖)
・ジャック(ひげメディ・メディック/モノノフ・二軍年長者ヤブ医者猫背うさんくさいおじさん)
・リンドウ(狼モノノフ・モノノフ/ナイトシーカー・戦う時だけ獰猛わんこ)
・フィーリア(赤ルン子・ルンマス/ミスティック・クールちゃん)


 以上です。今回のメインはロゼとアルペジオの二人のソードマンになってます。アルペジオの略称は「アル」なんですが口癖が「〜ない」なのはちょっと狙ったところがあったり。オヤジギャグか!(でもこういうの好きおじさん)

 頭巾ちゃん本として頭巾ちゃんを最も立てるべきであるのは重々承知だったのですが、どうも話を組み立てると相方としての位置に置いたアルが前に出てきたというか、オチからして彼ありきの話だったというか。
 ぶっちゃけるとSQ4個人誌『share』と金姫アンソロ原稿のときも似た様な事やったので、描きたいもの描くとどう足掻いてもこういう作風になるんだな、と半ば受け入れてますw

 オチについてここで詳しく言及はしないですが、今回最もやりたかった事であるのは間違いないです。自分が1本の話を作る場合、基本大オチが最もやりたい事で、間にやりたい場面・描きたい描写がいくつかあって、それらを繋ぐ為に自然な流れを考える、という手法を取ることが殆どです。今回は繋げる部分のネタ出しにかなり苦心しました(おかげで作画のスケジュールが初期の想定よりちょっと押した)。

 某所でもちょっと触れたんですがこのオチがなかなか曲者で、もし誤解されると自分が考えるキャラアンソロのコンセプトに真っ向から反逆しかねない代物でして。
 ジャンプに漫画家を目指してる方向けのプチコーナーがあって素人なりに興味深く読んでるのですが、少し前にそこに載っていたワールドトリガーの葦原先生の『「つまらない」は気にしなくてもいいですが、「わからない」は気にした方がいい』とのコメントを見て感銘を受け忘れられないフレーズとして心に刻まれているので、伝え方にはかなり気を遣いました。結果、今のところ頂いた感想から判断するにキチンと伝わっていたようなので、胸を撫で下ろしています。


■作画の話
 自分用の備忘録的に作画の話も少し。ここから先はあんまり面白くないかもしれませんw

キャラ表

 デザインを把握するために設定画を軽く模写して作ったキャラ表的な何かです。漫画描く際はネーム前に軽くでもこの工程踏むんですが、世界樹キャラは特にデザインが複雑なので自分なりの注意点をそこそこ細かく書き出してます。
 これらや設定資料集をガン見しながら描いても描き忘れや作画ミスが絶えなくて散々チェックしたにもかかわらず印刷後それらを発見次第死にます。と泣き言は置いといて、今回は頭巾ちゃんをかわいく描くのになかなか苦心しました。自分ではあとがきのカットが一番お気に入りです。あと劇中で登場したNPCの某キャラ(まさかの頭巾ちゃん以外)。

 基本ネーム・軽いしたがきあたりまでアナログ、以降スキャンしてコミスタ作業なのですが、コミスタは機能が多くて基本的な部分以外は未だブラックボックス状態なので毎回発見があって逆に面白いです。
 今回はテキストからふきだしを生成する機能と、背景周りで省エネな描き方(※推奨はしない)を見つけたのでメモ。

・テキストからフキダシを生成する
フキダシの生成

 詳細はググった方が遥かに詳しく分かり易いので省きますが、今回のフキダシは概ねこの機能で生成しています。主な目的はフキダシごとにアレンジを加えることで単調さやデジタル感を軽減する事ですね。
 逆にアルペジオの台詞のフキダシは「直線化」にチェックを入れて「アレンジの細かさ」の数値を減らす事でカックカクにしてデジタル感を増してますが、これは彼が冷静堅実、悪く言えば堅物である事を表現してるつもりです。実は彼に関してはここで「遊び」を入れてまして、ものすごく勘が鋭い方は気付いたかもしれませんが所謂「デレ」が見え隠れする時ほど角が増えて円に近づいています。ここは「遊び心なので伝わらなくてもいいや」精神でやった事なのでめちゃめちゃ分かりづらいと思いますが、お手持ちの方はそこを意識して改めて読んでみると面白いかも。

・背景
背景

 劇中の背景の一部。葉っぱの部分なのですが、以前だとパターンブラシを使用して黒で塗りたくってました。場面によってはそれでもいいのですが、今回の背景でそれをやるとかなり浮く気がしたのでここに一工夫加えられないかと模索した結果、コミスタの選択範囲の優秀さを利用して

1.「新規レイヤーを作り(以下レイヤー1と呼称)、葉っぱをパターンブラシ(黒)で描画する」

2.「レイヤー1から選択範囲を作成し、描画色を白にして塗りつぶす」

3.「レイヤー1の下に新規レイヤーを作り、レイヤー1の選択範囲を作成後、数ピクセル拡張し、黒で塗りつぶす」

4.「レイヤー1の上に新規レイヤーを作り、レイヤー1の選択範囲を作成後、トーンを貼る」

 試してませんが違和感がないようなら2の段階で選択範囲を作成後ピクセル縮小→白で塗りつぶす→トーン作成でも同じ表現になると思います。

 長々と書いておいてアレですがもっと良い方法がある予感がビンビンする上に、ベストなのは間違いなく手描きすること(その方が味が出るので。個人的にはフキダシもそう)だと思うので、あまり参考にしない方が良いと思います。あくまで今回自分はこういう描き方したよー、割とお手軽にそれっぽい感じになったよー、くらいで。
 
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 なんだか思いのほか長々と書いてしまいましたが、普段あまりこういうことを表に出さないのでたまに堰を切るとこうなっちゃいますね!
 以前も書いたとおり自分の漫画の見せ方や技術はまだまだだと感じるところもありますが、逆に「このへんはうまくいったんじゃないか!?」と思うところも多々あって本人なりに気に入っていますので、好きなもん描いた結果読者の方に少しでも楽しんで頂けてればこれ幸いです。
 あ、今回は文章のみでしたが、いま着手してる描きかけの絵とPC周りの雑事を片付けたら頭巾ちゃんアンソロ絡みのイラストか後日談ショートを描いて〆たいと思っていますので、ちょっと気を長くしてお待ちして頂ければ。

 そんな感じで次回を匂わせつつ、今回はここいらで終わりたいと思います。お付き合いありがとうございました!
 
コン(Qon) | 同人(世界樹の迷宮) | 23:40 | - | - | - | - |

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